なぜ読んだ

オライリーの『Design It! プログラマーのためのアーキテクティング入門』を読んだ。
これまで『リファクタリング』とか『レガシーコードからの脱却』といった良いコードについての本を通ってきたが、アーキテクチャに関する本は読めてなかった。
いくらいいコードでプログラムが書けてきてもシステム全体を良いアーキテクチャで構成できなければ良いコードも活きないわけで。
この本はアーキテクチャ設計の勘所を知れるかな、と期待して手に取った。

本の概要

著者はMichael Keelingさん、訳は島田浩二さん。
元の本は2017年10月に発売されてるみたい。
日本発売は2019年11月だから日本に入ってくるのに2年かかっている…最新情報を集めるには英語が必須と言われる所以を感じつつも、書いてある内容は普遍的な内容だと思ったのでいつ読んでも得るものがあるんじゃないでしょうか。
あと知らなかったがこの本以外にもなんちゃらIt!シリーズがあるようで、この本はその4冊目とのこと。他のも読んでみたい。

ポイント

アーキテクチャを決めるためにどう動けば良いか?
全くゼロの状態から考えるタイミングなのか、技術者だけで良いのか、ステークホルダーを集めるのはどういう状況でどんな準備が必要なのか、成果物は…
といったチーム開発をしていたらあるあるの疑問に対する回答がこの本にはあった。
一言で言えばこの本で語られているのはコンテキストに応じたアーキテクチャ設計の進め方、だった。
これから手がけていくプロジェクトにおいて、状況を打開する「打ち手」に迷った時にこの本に帰ってくると何かヒントが得られるだろう。

全体の感想

自分の日本語力の問題か、けっこう日本語が読みづらくて読み進めるのに時間がかかってしまった。
ソフトウェアアーキテクチャを設計するにあたってのテクニックが細かく説明されているというよりは、プロジェクトを進めるためのステークホルダーやチームメンバーとの関わり方を通じて、どういう判断や成果物を残していくのが良いか、それを実現するためのエクササイズはどんなものがあるか、が書かれている。
タイトルの「プログラマーのためのアーキテクティング入門」にある通り、あくまでアーキテクチャ設計のための入門書。
読む前に期待したアーキテクチャ設計の勘所というより、アーキテクチャを考えるための仕事の進め方が印象に残った。
アーキテクトとしての戦闘力強化にはさらなるインプットと経験が必要だ。

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