Motivation

Photoshopで海外のアクションを実行しようとすると言語の違いからエラーが発生することがあります。
調べると日本語版のPhotoshopを英語版で起動することでエラーにならずアクションが実行できることが分かりました。
しかし、紹介されてる手順だとアクション実行するときにいちいち操作するのがかなりめんどくさかったので一発で切り替えできるスクリプトを作りました。
設定方法と合わせて紹介するので同じ悩みをお持ちの方にご利用いただけると嬉しいです。

実際に動く様子

百聞は一見に如かず。
実際に動かしてみているところです。

このようにコンソールにtogglepsと打ち込むだけ(※)で起動しているPhotoshopが再起動し言語が切り替わります。
英語版で作られて配布されているアクションを使いたくなったらこれで一発で言語を切り替えられます。
戻したいときはもう一度ターミナルでtogglepsを入力するだけです。

※パスワード入力を求められるときは端末のロック解除パスワードを入力します。(言語切り替え用のdatファイルのリネームを行うため)

少し設定すれば使えますのて設定方法を解説します。

設定方法

mac向けの手順になります。

ターミナルを開きます

ターミナルがわからない方はこちらをご参考に

任意のディレクトリにtoggleps.shというファイルを作成し実行権限を付与

よくわからない人はターミナルに以下をコピペしてenterを押せばokです

touch  ~/Documents/toggleps.sh && chmod 755 ~/Documents/toggleps.sh

※「”ターミナル”から”書類”フォルダ内のファイルにアクセスしようとしています。」と表示される場合はOKを押します

スクリプトをtoggleps.shに記述して保存する

まずターミナルで以下を入力しenterを押し、toggleps.shを開きます

open ~/Documents/toggleps.sh

次に、以下をコピーして先ほど開いたテキストエディタに貼り付け、保存します(保存したらテキストエディタは閉じてOKです)

#!/bin/zsh

set -eu

if [ ${EUID:-${UID}} = 0 ]; then
    echo 'start'
else 
    echo 'please sudo'
    exit 1
fi

# quit photoshop
osascript -e 'quit app "/Applications/Adobe Photoshop 2021/Adobe Photoshop 2021.app"'

# toggle language
DAT_ORIGINAL="/Applications/Adobe Photoshop 2021/Locales/ja_JP/Support Files/tw10428_Photoshop_ja_JP.dat"
DAT_BACKUP="/Applications/Adobe Photoshop 2021/Locales/ja_JP/Support Files/tw10428_Photoshop_ja_JP.dat.bk"
if [ -e $DAT_ORIGINAL ]; then
    mv $DAT_ORIGINAL $DAT_BACKUP
    echo "photoshop switched to english"
else
    mv $DAT_BACKUP $DAT_ORIGINAL
    echo "photoshop switched to japanese"
fi

# open photoshop
sleep 2s
open "/Applications/Adobe Photoshop 2021/Adobe Photoshop 2021.app"

~/.zshrcにエイリアス設定を追加

コマンド一発で呼び出せる設定を行います。
以下をターミナルに入力しenterを押すとテキストエディタで.zshrcが開きます。

touch ~/.zshrc && open ~/.zshrc

既に何か記述がある場合、それを消したりしないよう注意しつつ、最後に以下記述を追加して保存します。

alias toggleps="sudo ~/Documents/toggleps.sh"

最後に以下をターミナルに入力し、enterを押します

source ~/.zshrc

以上でターミナルでtogglepsと入力すれば言語を切り替えてPhotoshopを再起動できるようになりました。
Photoshopを開いているときは横にターミナルも開いておけば海外産のアクションを動かしたいとかにすぐ対応できるのでだいぶ気が楽です。

仕組み

海外産のアクションを実行すると
「選択範囲」コマンドは現在使用できません
などのエラーが出ます。
これはアクションの記録が海外版のレイヤー名で記録されることなどが原因で起こり、対処法として私が調べる限り3点あるようです。

(1)Adobe CCで言語を切り替えてPhotoshopを再インストールして英語版にする

(2)Photoshopの言語設定を切り替えるdatファイルをリネームし読み込ませないことで英語版として起動する

(3)アクションがエラーになったら停止して日本語版でエラーが出ないようにアクションを記録し直す

まず1はアクションを実行したいたびにPhotoshop再インストールするのはコスパ悪すぎて論外だと思います。
3についても使いたいアクションが使えずひとつひとつ修正するのがかなり手間に思えました。
そうすると2が現実ラインだったのですが、アクション使いたいと思った時にちまちまリネームしてPhotoshop再起動しているとその間にモチベーションが落ちてしまう。
ということで2の操作を自動化したのがこちらのスクリプトになります。
これでモチベーション維持しながら海外産のアクションを試せるようになって個人的に大満足です。

注意事項

自分が楽するために作成したものになりますのでご利用は自己責任でお願いいたします。
以下バージョンで動作確認しています。
– macOS Big Sur
– Photoshop 2021
今後Photoshopのバージョンがあがった場合はtoggleps.shを編集する必要が出てきますが、基本はパスを変えるだけになると思ってます。

ソースコード

githubにも置いておきました。

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